皆様、こんばんは。5月もあと数日ですね。湿気の多い日が続きますが、体調など崩さぬようお過ごしください。
今日は、私のちょっとした体験談をお話します。
私は幼い頃から、「知らないことを知りたい」という単なる知的好奇心にとどまらず、不思議なことに対する探求心も持っていました。青年期に入ると、その探求心は科学的な知識と結びつき、理性的な考え方へと変化していきました。
しかし、誰もが子供の頃には不思議なことに魅了されるものではないでしょうか。
そして、多くの人が「不思議なことを信じる→科学的な知識で懐疑的になる」という二段階のステップを踏んでいるように感じます。
話は少しそれますが、どんなことでも「二段階のステップ」を踏む際、最初の「第一ステップ」は二段階目に移行するための重要なスタート地点となります。見方を変えると、探求心や好奇心とは別に、「不思議なことを求める意識」というものが初めから人間には備わっているように思うのです。つまり、「不思議なことを信じる→科学的知識で信じなくなる」という二段階がある場合、最初の「不思議なことを信じる」ことも重要であるという解釈も可能で、そう考えると人間の心理は非常に深いものだと感じます。
もちろん、これは当たり前のことかもしれませんが、私はどれだけ科学的な知識を得ても、未だに第一ステップから完全に抜け出せない部分があり、不思議なことが実際にあってほしいと願う自分の心理に驚かされることがあります。
ちなみに今朝、タロットカードを引いたら、大アルカナの「運命の輪」が出ました。このカードは「状況が良い方向に向かう・悪いことが好転する」という良い意味を持っています。
今日、どしゃぶりの雨の中、駅に向かう途中、その間だけ雨がぱらぱらと降り、ほとんど濡れずに済みました。また、占いに向かう電車の中で急な腹痛に襲われ冷や汗をかいている時、座る場所がなかった私に席を譲ってくれた方がいました。さらに、いつも満員のトイレがたまたま空いており、途中下車したので遅刻すると思っていた矢先、駅員さんが優しく声をかけてくださり、自分で電車の時刻を調べることもなく、遅刻せずに電車に乗ることができました。とても人の温かさを感じる、そして偶然がいくつも重なる不思議な一日でした。
私は、タロットカードの「運命の輪」を信じます。
では皆様、元気で楽しい時間をお過ごしください。
